模写はオリジナルより参考になる?
どうも僕です。
Twitterでつぶやいたことを記事にしてみようと思います。
もうわかってるよあるうららって人も、何の話?って思ってる人も見てくれると幸いです。
タイトルの通り模写ってどういう行為なんだろうという自分なりの解釈をお話してみたいと思います。
僕はよく、絵を描いていて思うのが、ここら辺分からないなぁ~最近練習してないから忘れているなぁ~とか下手だぁ~って思ったとき模写をしてるんですが、なんで模写するんだろうと模写って何なんだろうと思ったので、考えてみたんです。
結論から言えば、模写はオリジナルを超える行為だと思うんです。
「はぁ?模写はオリジナルあってこそだろ!オリジナルを超えることなんてできない!劣化版ができるだけだろ!」
そう思うと思うので僕の解釈をお話してみますね。
なぜ、模写はオリジナルを超える行為だといえるのかと言うと、オリジナルはオリジナルでしかなく参考になんてならないからです。
参考にならないってどういう訳だよって話ですが、本当に参考になるのは模写した絵そのものなんですよ。
なぜならば、オリジナルの絵や写真を見て前後の工程や最後に描いた部分、描き始めた部分って想像がつきますか?
100歩譲って熟練した絵描きで同じような絵を描いたことがある人なら
「俺も同じような絵を描いたことがある!」
ということで想像がつくと思いますが、その想像が100%あたっている保証はどこにもないですよね。
つまりは自分で描いたことがあるものしか絵の工程や考えなんてわからないわけです。
描いた本人に聞いてもそれが自分自身に100伝わってるかどうかさえも怪しいものです。
であれば模写する意味なんてないのかというと全く違って、模写した、された絵って自分で考えて自分で引いた線で自分で塗った絵になるわけですよね。
それってもう自分以外には誰にもその工程が分からない絵になってることに気が付きませんか?
そうなんです。オリジナルの工程はわからずとも模写された絵ならば自分でどう描いたのか考えたのか思い出すことができるんですよ。
なので、僕は最近模写はオリジナルを超える行為だと思ったんです。
模写はオリジナルを自分で解釈し想像してアウトプットする行為。
オリジナル+自分の解釈=模写になりオリジナルを超えているため、自分の身になる
助けになる練習法なので、重要なのは自分の解釈ってことになります。
なので、自分の解釈はオリジナルに+して考えることになるのでオリジナルからどんなことを得たいのか
というテーマ決めて描くとより効果的です。
筋肉を覚えたい!なら筋肉が目立つような部分だけ気にして模写したり
どうパーツ分けしたらいいかわからない!ならどうパーツ分けしたらうまく模写できるのかを気にして描く
みたいに、まずは一個決めて模写して、それが分かったらほかのテーマを決めて描くを少しづつ増やしていくといろんなテーマ(パーツ、バランス、シルエット、筋肉など)組み合わせて模写できるようになっていくわけです。
そうするとオリジナルはどんどん自分の知っている絵(写真)になっていくので自分のものになっていくと思います。
もちろん写実的な写真や絵ばかりじゃなくて、好きな絵やキャラクター、アニメのスクリーンショットでもOKです。そのオリジナルがどう描かれたのかを想像し確認し出力する行為そのものが自分の創作行為であり
自分の助けになるので、まずは自分の知りたいこと、描きやすいもの描きたいものから模写をすることをお勧めします。
知らないものは描けないし、描いたことがないものは描けない、見ただけでは描いたことにはならないってことですね。
以上、長くなりましたがここまで読んでいただけたのなら幸いです。
あるうららでした。